目次
1. 事例の概要
今回は、調理師として技能ビザを申請し、無事に許可が下りた成功事例を紹介します。日本国内の飲食店で外国料理のシェフとして就職が決まり、技能ビザを申請したケースです。
2. 申請者のプロフィール
- 国籍:ベトナム
- 年齢:28歳
- 経歴:ベトナムで調理師として10年以上の経験
- 日本語能力:資格等無し
- 雇用先:国内のベトナム料理店
3. 申請時に提出した主な書類
- パスポート、在留カード、4×3cmの写真
- 調理師免許証(ベトナム発行)
- 在籍証明書(ベトナムでの経験)
- 雇用契約書(日本の飲食店)
- 雇用理由書(なぜこの人材が必要か)
- 会社の登記簿謄本、決算書類、法定調書合計表
- 本国で勤務している様子を写した写真
4. 審査で評価されたポイント
- 調理師としての実務経験:10年以上の経験を証明する書類を用意したことで信頼性が高かった
- 具体的な雇用理由:飲食店が外国料理の専門店であるため、技能ビザの要件を満たしていた
- 会社の経営状況:安定しており、社会保険・税金の滞納がなかった
お店が実際に経営されているか。本人に本当に経験があるのか。
このあたりを証明できなければ、偽装申請等の疑義を払しょくすることができずに不許可となってしまう可能性がございます。
5. 申請時の注意点
- 調理師免許証、在籍証明書など、日本語、英語以外の外国語は翻訳を添付し、内容がわかるように。
- 雇用理由書では具体的な仕事内容や求めるスキルを明記
- すでにほかの在留資格を持っている場合は、申請可能な段階になったらすぐに申請し、在留資格のブランクがないように
6. 審査結果
申請から約4ヶ月で許可が下りました。在留期間は初回で1年、その後更新予定です。
7. まとめ
技能ビザの審査では、申請者の実務経験と雇用理由が特に重要です。経験を証明する書類を揃え、雇用理由書に具体的な職務内容をしっかり書くことで、審査をスムーズに進めることができます。

手続きが煩雑でわかりにくい場合、行政書士に依頼するのも一つの方法です。
行政書士に依頼するメリット:
- 書類の作成代行・収集代行
- 要件を把握した適切なアドバイス
- 煩雑な手続きを簡略化
コメント